2017-12-05 第195回国会 参議院 法務委員会 第2号
今般、この会計検査院の決算検査報告におきまして、東京法務局の職員が、先ほど委員から御説明ありましたとおり、商業登記のための登録免許税として印紙台帳に貼り付けられた収入印紙を剥ぎ取り、その発覚を免れるために過去の登記申請書から消印済みの収入印紙を剥ぎ取って差し替えるという不正行為が行われたことでございます。 昨年の十二月二十二日に東京法務局において公表いたしました。
今般、この会計検査院の決算検査報告におきまして、東京法務局の職員が、先ほど委員から御説明ありましたとおり、商業登記のための登録免許税として印紙台帳に貼り付けられた収入印紙を剥ぎ取り、その発覚を免れるために過去の登記申請書から消印済みの収入印紙を剥ぎ取って差し替えるという不正行為が行われたことでございます。 昨年の十二月二十二日に東京法務局において公表いたしました。
会計検査院によりますと、今年の検査結果として、東京法務局の登記調査官が登記申請書に貼られていた収入印紙を、これを剥ぎ取って、そこに既に使っていた別の消印済みの収入印紙を貼って、その上から消印をするということによって不正行為を働いていたということなんですけれども、またこれ期間が非常に長くて、十一年間にわたってこのことを繰り返しやっていたということなんですね。
これは、職員の不正行為による損害を生じたもので、松山地方法務局の登記部門の職員が、登記の受付事務に従事中、受け付けた登記申請書にはり付けてあった収入印紙のうち四百万円分を消印しないで台紙ごと抜き取って領得したもので、同人はこれを隠ぺいするため、処理済みの他の登記申請書から同額の消印済みの収入印紙を台紙ごと抜き取り、これと差し替えていたものであります。
そうなりますと、申請書に印紙が張りでないことになりますので、受理した登記申請書にはすでに登記済みの他の登記申請書からはき取った消印済みの収入印紙を張りつけるというような方法によりまして、現金及び未消印の収入印紙計一千九百万円余りを領得したという事件でございます。 それから、五十五年度の事件というのは、ただいま御指摘ございましたように、元法務事務官島田某という者の事件でございます。
○政府委員(中島一郎君) 未消印の印紙をはぎ取りまして、それに消印済みの印紙をもう一度消印して張りつけたという例は、ずっと以前にはないことはないというふうに聞いておりますけれども、偽造の印紙をつくらせて、それを張りつけたというケースは全く前代未聞でありまして、私どもも全く考えもしなかったケースということになるわけであります。
というほどこの記念切手というものの消印済みのものがどうしても問題にならなければならない。これは営業をやる人は営業の自由で、いかなることをやったってこれはしようがないわけです。そこまで押えるわけにはまいらない。この切手の出どころをどういうふうに押えるかという問題がやはりこの事実からもはっきりしてくるじゃないかということをぜひ大臣も知っていただきたい。郵政当局もこの点はよく知っていただきたい。
○石井政府委員 ただいま御指摘の切手のことは、すでに使用済みの、したがって消印済みの切手のことであると考えます。これは郵政省から財団法人切手普及協会に一括して払い下げておるわけでございます。この切手普及協会から個人あてに、郵便切手の趣味のある方がこういった使用済みの切手がほしいという御要望がございますので、これをお分けしておるというのが実情でございます。
そういう意味では、これはもう一切焼却してしまっても郵政省としてはちっともかまわないわけでございますけれども、こういったすでに消印済みの、法律的には無効な切手でありましても、切手の趣味の収集家と申しますか、そういう人たちの中には、こういったものもほしいというかねがね御要望がございましたので、しかも全国の各局でかってにそれを払い下げさせますととかく問題が起こりますので、これを昭和二十九年以来一切中央に集
それから、古い切手の消印済み、使用済みのものは該当しないということも当然でありまして、これは先ほど郵務局長からお答えしたとおりでございまして、むしろ公正な郵便切手の使用について間違いのないようなことにいたしたいというねらいでこの法律をつくろうとしているわけでございます。
現行でまだ有効という形で流通しております切手についてまぎらわしい外観を有するものということでございますので、消印済みの、すでに使用済みの切手については本法の対象にはしないというふうに考えております。
マキシマム・カードだとか初日カバーだとか先ほどの見本の問題だとか、あるいはこの消印済みの切手の販売のしかたとか、そういうことを私はるる指摘をして、こういうことはおやめなさいと、もっと補助金を出すなら出す、そういう経理関係を明白にして、一口に百五十万といわれ、三百万といわれる、しかも子供を中心にした愛好家に不信の念を起こさせるようなことをおやめなさいというのが私のテーマなんです。